NYTより(元記事はこちら)。
ここのところの景気後退により眼科治療にもその影響が出ているという話。
1995年に認可されたLasik surgery。日本でもおなじみの視力矯正治療法の一つ。その手軽さから全米でも昨年だけで80万人の方がこの治療を受けたそうです。
Wikipedia http://en.wikipedia.org/wiki/LASIK
ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF
右肩上がりで成長を続けてきたこの業界も今年に入ってから患者数が激減しているみたい。
保険外治療になる上に、比較的高額な治療費負担がその原因の一つとして上げられています。記事によると手術費用は片眼で800~3000ドル程度とあるので、アメリカにしてはそれほど高額治療とも思えませんが、今年に入ってからの金融危機が影響しているのは事実。前年比で17%ほど減っているそうです。
またその他のプラスティックサージェリーも同様に患者数が減ってはいますが、一番顕著に減っているのがレーシックというわけ。
関連企業の中には株価も前年高値からおよそ80%も下落してのもあるみたい。
患者数の伸び悩みはもちろん景気後退だけが理由ではありません。
現時点では施術予後は大体95%は満足する結果が得られているようですが、新しい治療法だけに長期予後に関しての問題が取り上げられるようになってきています。
施術後の主な副作用は、ドライアイ、複視、歪視が上げられますが、長期的には白内障などの危険性も指摘されているようです。
ま、コンタクトレンズも絶対安全とはいえませんから、それほど心配する必要はないように思いますけど、これからしようと考えている方は現在進行中のマススタディを見てから決めるのも悪くないように思います。
そういえば私の友人に医学生時代に実習で自分の角膜の顕微鏡写真を見て、正常人に比べて明らかに角膜内皮細胞が少ないのを知って、それ以来コンタクトレンズをしなくなった人がいましたが、白内障と角膜内皮細胞数の関係ってその後どのようになっているのでしょうね?私の身内にはコンタクト使用者がいないのでよくわからないのですが、一般には定期的に検査を受けてその使用を制限したりしてるのでしょうか?あとそういった意味では逆に点眼薬の習慣化は白内障の予防にいいとかいうスタディはないんでしょうかね?
長寿社会になって成人病や痴呆症の研究が盛んに行われていますが、今後はこうした長期的作用の問題に関しても色々なデータや研究が出てくるのでしょう。医師(に限りませんけど)の知識のアップデートもどんどん大変になってくるなぁ。。。

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